ウエブサイトって?


ホームページ:日本ではWebサイトをホームページと呼ぶ誤用が慣習として定着しつつあるが、本来はWebブラウザを起動したときに最初に表示されるページ、あるいはWebサイトの起点として表示されるページを指す言葉。
つまり、日本の多くのサイトでトップページと呼ばれているページが、本来のホームページなのである。
また、ホームページをHPと表記するのは和製英語で、海外でHPといったらプリンターなどで知られるヒューレットパッカード(Hewlett Packard)社以外のなにものではない。


ところで、Webサイトとは何だろう。
WebブラウザのURLの欄を見るとhttp://www.*****.com/などとある。
httpそのものの生い立ちは、膨大で必要な情報が探しにくかった潜水艦の操作マニュアルを何とかしようという事で考え出されたもの。
httpはHyper Text Transfer Protocol、htmlはHyper Text Mark Languageの略だが、このハイパーテキスト(Hyper Text)とは、画像や音を埋め込むこともできる複数の文書を相互にリンクできる仕組みの事。
世界規模の分散型情報システム(www)のなかで、ハイパーテキストの所在を指定するのがURL(Uniform Resouce Locator)というわけだ。
そして、こうした共通の決めごとにの背景には、専門家が情報を専有するマシーンになっていたコンピューターを、個人が自由に情報を相互活用できるものへと開いていこうとする、カウンターカルチャーの精神が流れている。
米国防総省の研究が起源とされるインターネットが、今日このように身近なものになっているのは、この自由と共有の精神があればこそ。

この精神を理解していない分かりやすい例は、リンクフリーや無断リンク禁止といった日本のWebサイトでしか見られない表記だろう。
そもそもリンクは自由なものであり無断でリンクされたくなければ公開しなければいいのだから、そうした表記はナンセンスそのもの。
こうした例だけでなく特定のWebブラウザでしか見られない独自な仕様、勝手な略語など、ローカルなきめごとは、嫌われたり批判されたりすることがある。

自由な空間だと言われるインターネットだが、写真や日記をサイトで公開する際の、その自由を損なうような自分勝手な”自由”には思いのほか厳しいことを覚えておきたい。


一般的な雑誌より抜粋